部分植物由来のUltrasuede®を搭載した NIO 新型ES8

2023年6月、NIO新型ES8が発売、納品開始されました。新型ES8は全長5,099mm、全幅1,989mm、全高1,750mm。強調されたショルダーラインにマルチビームヘッドランプ、フラットなサイドウィンドウとシャープな形状のillumiBladeリアランプが組み合わされた、上質で躍動感溢れるダイナミックな6人乗りSUV車種です。新型EC6の中国での販売価格は、75 kWhのバッテリーパック搭載で1,000万円以上、100 kWhのバッテリーパック搭載で1,100万円以上となる高級車種です。内装の多部位に植物由来の再生資源を粗原料の一部に使用した、最新タイプのUltrasuede®が採用されています。

新型ES8は最新の高効率電気駆動プラットフォームをベースに、ピークパワー480kWのモーターを2基搭載しており、0-100km/h加速は4.1秒、100km/hからの完全停止は34.3m。IPB(インテグレーテッド・パワー・ブレーキ)、デュアルチャンバー・エアサスペンション、NIOが自社開発したインテリジェント・シャシー・コントローラー(ICC)により、ドライブ体験を向上させています。
また、アダプティブ・ドライビング・ビーム(ADB)付きマトリクス・ヘッドライトが装備されており、LiDAR、カメラ、ミリ波レーダーによって強化されたこのヘッドライトは、他の道路利用者の目を眩ませることを避けながら、より正確に光線を適応させて照射することができます。

インテリアは、「セカンド・リビングルーム」をコンセプトとし、広々とした贅沢な車内空間と究極の快適性が追求されています。天井、ピラー、サンバイザーにはUltrasuede®が採用されており、搭乗者が包み込まれるような温かみある、快適な空間を創出しています。コックピットは世界初の車載AIアシスタント「NOMI」、Dolby Atmos搭載の7.1.4サウンドシステム、ウォーターフォールアンビエント照明、12.8インチAMOLEDセンターコントロールスクリーンで構成される「PanoCinema」を搭載した、没入型デジタルコックピットとなっています。最新テクノロジー、機能性を兼ね備えながらもデザインはシンプルで必要最小限、洗練されたディテールと極上の内装材によって、より先進的な空間が演出されています。

新型ES8には7色のボディカラーと4色のアースカラーのインテリアが展開されています。
天井、ピラー、サンバイザーに採用されているUltrasuede®は新色Graphite Gray。新たに開発した部分植物由来の最新タイプのUltrasuede®が採用されています。サトウキビ廃糖蜜から製造したエチレングリコールを原料としたポリエステルを用いた、植物由来原料比率約20%となる最新タイプの製品は、高い伸び特性と成型性、上質で滑らかな風合いを持つ環境配慮素材として、優美で心地よい車内空間を創出しています。 

ウルトラスエード®ブランドにおける、バイオマス(植物)由来PETの利用

Ultrasuede®は、未来の「美しき可能性」に向けて進化する素材です。

ultrasuede® for Automotive