Beyond the Material

常に時代の最先端を走るイッセイ ミヤケ。
受け継がれてきた伝統の技や、先鋭的なテクノロジーなどを駆使して、新しい衣服と考え方を提案してきました。
イッセイ ミヤケと東レ、Ultrasuede^®が歩んできた50年は、新たな素材の開発と、それを活かすための新たな発想の連続で、まさにデザインの模索の歴史と言えます。
そして、その歴史は新ブランド「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」のプロダクトにも紡がれ、未来の可能性へと続いていきます。
世界的な企業であるイッセイ ミヤケのクリエイションの一端を担ってきた自負は誇りであり、人と人、企業と企業が築き上げたかけがえのない時間こそが、Ultrasuede^®が「東レの代表ブランド」である証です。

1971年に（三宅一生により）ニューヨークで初めてのコレクションを発表し、1973年秋冬シーズンからはパリでコレクションを発表している衣服ブランド「ISSEY MIYAKE」。宮前義之は2011年から19年まで「ISSEY MIYAKE」デザイナーを務めました。

宮前氏率いるエンジニアリングチームが手がける新ブランド「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」は、2021年にスタートしました。作り手と受け手とのコミュニケーションを広げ、未来を織りなしていくブランドです。1998年に発表したA-POCは、服づくりのプロセスを変革し、着る人が参加する新しいデザインのあり方を提案してきました。時代を見つめながら進化を遂げてきたA-POCを、チームがさらにダイナミックに発展させます。一枚の布の上に繰り出すアイデアは多彩に、着る人との接点は多様に。異分野や異業種との新たな出会いから、さまざまな「ABLE」を生み出します。